白百合醸造代表 内田多加夫が語る栽培へのこだわり
風土にあったぶどうを作る
世界に通ずるワイン(より良いワイン)を造るためぶどう栽培に適した勝沼(甲府盆地)で、風土に合ったぶどうを作る。
生食用ぶどうに近い栽培(特に笠かけ)、他のワイナリーではここまでのことはしない。
欧州系品種を少しずつ何種類も栽培しているのは気候風土に合った品種を見極めるため。
世界に通ずるワイン(より良いワイン)を造るためぶどう栽培に適した勝沼(甲府盆地)で、風土に合ったぶどうを作る。
生食用ぶどうに近い栽培(特に笠かけ)、他のワイナリーではここまでのことはしない。
欧州系品種を少しずつ何種類も栽培しているのは気候風土に合った品種を見極めるため。
ワイナリーみずから良質のブドウ栽培に取り組んでいます。
良いワインを造るには、良いぶどうが不可欠です。当ワイナリーでは、自社でぶどう栽培を行い、良質のぶどう作りに努めています。
房を厳選し肩を落とすなどしてあえて小さな房作りにしています。梅雨時には傘をかけ、茂りすぎた葉を落とし苦手な湿気からぶどうを守ります。勝沼の太陽をたっぷり浴びたぶどうはとても甘く濃厚な味わい。圃場では山梨を代表する“甲州”と“マスカット・ベーリーA”をはじめ欧州系品種も栽培しています。
勝沼の気候・風土のなかで、どの畑にどのような品種が適しているか、どう栽培したらいいかを考え、大切にぶどうを育てています。
周囲を山々に囲まれ、この山々に流れるいくつもの河川がつくりあげる扇状地が日本最高峰のワイン原料の葡萄を育てる地「勝沼」。
日照時間が長く、甲府盆地に降りそそぐ陽光を南アルプスの山々に沈むまでたっぷり吸収することができ、東の谷から直接吹き付ける「笹子おろし」で寒暖の差が大きいことが特徴です。
甲州 (Koshu)白ワイン用ブドウ品種。
勝沼を代表する葡萄品種。
薄桃色の果実。フルーティな香りと程よい酸味が特徴です。
赤ワインやロゼワインに使われる品種です。
房と粒は大きく皮は薄めで
青みがかった色をしています。
名前の通りイチゴを連想させるような
赤い果実味と、キャンディーや綿菓子のような甘い香りが特徴です。
白ワインやロゼワインに使われる品種。原産地はアメリカ合衆国で自然交雑種、強い甘みと程よい酸味が調和しさっぱりとした味の葡萄です。
原産地はアメリカ合衆国、山葡萄の様に小粒でアジロン独特の甘い香りがあり、
デザートワインはもちろん、醤油の効いた料理にも合う珍しい品種。
山梨県勝沼町周りでしか栽培されていない幻の品種とも言われています。
赤ワイン用のブドウ品種。
深みのある色合いと、きめ細やかなタンニンが特徴の口当たりの良いワインが作れます。
プラムやブルーベリーのようなベリー系の
アロマで、
ベーリーAと同じく
和食にも洋食にも合うワインが造れます。
ピノ・ノワールとグーエ・ブランの交配品種。
土や気候によってアロマが異なる品種で
世界的に知名度も人気も高く、
白ワインの女王といわれています。
赤ワイン用のブドウ品種。
カシスやプラムのような香りが特徴で
深みのある色合いと、渋みと酸味のバランスが良く、
重厚で飲みごたえのあるワインになる
品種です。
赤ワイン用のブドウ品種。
若いうちはバナナや鉛筆の削りかすのような香りがしますが
熟成するにつれて、すみれやなめし皮のような香りが立つようになります。
濃く深いルビー色が美しく、ブレンドワインによく使われる品種です。